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 RENOVATION HISTORY

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RENOVATION HISTORY 49

プレオープン前夜の写真です。フードメニューがまだ無く、3種類のコーヒーのみのスタートでした。アップロード時からわずか一年と少し前の事ですが、とても遠い出来事の様です。HOHOCAFE RHは改修の記録を店主の忘備録のようなカタチで更新してきました。改修自体の道のりも長ければ、プレオープン、正式オープンからの道のりもまた長く、自分で写真を振り返る事が楽しく続けて来ました。次回50回目が最期の更新になります。ここまで御覧頂いた方には感謝申し上げます。

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RENOVATION HISTORY 48

オープンを間近に控え、看板を作っている一枚。解体で出た木片と小屋の歴史を物語る古道具を使った手作り看板です。このあたりの仕上げ作業は、とても楽しかった思い出です。

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RENOVATION HISTORY 47

装飾を作成中の写真です。改修で剥がした壁板と古い見切材を清掃して塗装し、それを素材に作りました。古い見切材には細かな模様が彫り込まれ、独特の風合いがあります。新しい空間と小屋が持っている歴史の重ね合わせが凝縮した一枚のパネルです。店内でご覧頂けます。

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RENOVATION HISTORY 46

入口に設置するパテーションを作っています。大きさや形と機能を随分と考えました。小さな空間を有効に使える配置にしたいと思い、このかたちになりました。

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RENOVATION HISTORY 45

客席に並ぶ椅子が届いた時の写真です。HOHOCAFEの椅子は、栂池のお宿で使用されていた物を頂戴し、こちらも修理しながら再利用させて頂いています。

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RENOVATION HISTORY 44

改修や内装作業に目途が立ち、調理器具や珈琲の抽出に使用するフレンチプレスが入り始めました。いよいよカフェらしくなる事を誇らしく思いました。設備を実際に使用してメニューの調整に入り始めた頃です。

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RENOVATION HISTORY 43

厨房と客席は扉で区切るという規格があります。審査の前に必要な設備を見直して、扉は薄く塗装し、開閉時に音が少なくなるように緩衝材を付けました。

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RENOVATION HISTORY 42

照明やインテリアとして使用する物が揃い始めた頃。この写真では開店後の状態にかなり近づいているように思います。改装が仕上がりつつあります。HOHOCAFE RENOVATION HISTORYは全50回の予定です。もう少しだけお付き合いください。

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RENOVATION HISTORY 41

オープンが迫る中、まだたくさんの作業が残っていました。残された日数と作業の量を常に計算しているような状況です。手伝って頂いた皆さんには感謝しか在りません。壁に塗っている珪藻土は同じ色が揃わずばらばらです。

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RENOVATION HISTORY 40

HOHOCAFE RENOVATION HISTORY 40、節目にはこの一枚です。もともと水道の無かった私たちの小屋に、水が出るようになりました。紆余曲折を経て辿り着いたこの日は、とても感慨深かった思い出です。白馬村の水道水は、冷たく、澄んでいます。

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RENOVATION HISTORY 39

厨房の壁、上半分を仕上げて行きます。合板を貼り、隙間をコーキングします。照明が使えるようになったので、日没後もしっかり作業に勤しみます。

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RENOVATION HISTORY 38

トイレの手洗台を造っている写真です。予定よりも10cm程位置が高過ぎたため、後から足元にブロックを置いています。当時改修作業は終盤に入っており、時間との闘いの中での苦肉の策でした。そんな手作り感を楽しんで頂ける事もあり、失敗を失敗に終わらせない事を学んだ気がします。

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RENOVATION HISTORY 37

塗装した木材(廃材)を新たな使用箇所に設置している段階です。失敗も在り、必ずしも美しい仕上がりではなかったですが、DIYの醍醐味を存分に生かした作りになりました。

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RENOVATION HISTORY 36

壁に珪藻土を塗り始めた写真です。珪藻土は空気中の水分を吸着・放出する調湿作用があります。乾燥し過ぎず、湿度が高くなり過ぎず、快適な空間を演出します。営業を始めて時間が経ちましたが、その効果を感じる事は多くあります。

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RENOVATION HISTORY 35

これまで管理してきた廃材(元々小屋に使われていた取り外した木材)を新しい使用へと循環させます。サイズを揃えて一枚ずつ塗装し、色合いを確かめます。画像の木材は内装の下部に使っているもので、小屋の外観に近い色を選びました。

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RENOVATION HISTORY 34

厨房のシンクや作業台、作業場のイメージはそれまで手描きの図面の中だけでしたが、設備が現実に届きました。お世話になっている方から御紹介を頂き、HOHOCAFEの厨房設備は全て新品の物を使わせて頂いています。いよいよ部分的に店のカタチが整いつつあるものの、まだ改修作業は山の様に残っていて喜びと焦りが入り混じっているような時期でした。

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RENOVATION HISTORY 33

厨房内のクッションフロアを貼っている写真です。専用の糊を使って端から貼って行きます。少し壁にかかる程度に伸ばして貼り、後から角をカッターナイフで揃えます。給排水のパイプを避ける必要はありましたが、綺麗に貼れました。

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RENOVATION HISTORY 32

左がbefore、右がafterです。「キッチンパネル」というのは耐火性が高く、油への耐汚染性を持ったメンテナンスのし易い素材のパネルです。ネットのDIY動画でも良く紹介されていますが、一人で切断や貼り付け、窓抜きやコーキングと、それらを行うのはそれなりにタフな作業でした。

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RENOVATION HISTORY 31

厨房内の仕様は保健所の規格があり、それに沿った資材を使用します。この写真はキッチンパネルの糊付けをしている所です。必要な枚数とサイズを計算して裁断し、テープと糊を併用して設置します。

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RENOVATION HISTORY 30

内側の壁・天井・カウンターにボードが入り、店舗としての現在の姿の原型が完成しています。HOHOCAFEの外観は農業用小屋であった時のままですが、内部は機能の部分を含め、しっかりと新しい姿を持っています。店で使用している客席の椅子も一つ届いており、その使用感を確かめながら、内装作業をしていました。

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RENOVATION HISTORY 29

最低限の新しい建材を用いる一方で、解体作業で出た廃材の管理も続けました。廃材は店内のインテリアや棚の部材等、新品の強度や性能を必要としない部分に使い、できる限りの再利用を行いました。無くなり次第終了となりますが、余った古材の配布を店内で行っています。

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RENOVATION HISTORY 28

窓際の席となる部分が出来、窓枠の部分に最初の塗装をした写真です。塗装する色はなるべく既存の部分と馴染むよう、新し過ぎる印象にならないような色を選びました。店内の塗装は店主が自分で行い、素人作業で粗さが目立ちますが、手作りならではの温かさを感じて頂けると思います。

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RENOVATION HISTORY 27

厨房スペースの壁・床・天井が出来た写真です。まだ照明は入っておらずシンクも棚も有りませんが、厨房の原型となる空間が完成しています。シンクが届くまでに壁にはキッチンパネルを、床にはクッションフロアを貼る作業が残っています。非常に慌ただしい日々だったのを思い出します。

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RENOVATION HISTORY 26

キッチン部分の床と天井、カウンターの間柱が入り始めた写真です。給排水の配管が下に入り、床をどのくらい上げるか、天井まではどれだけの高さを取るか、既存部分とのバランスを取り、厨房作業のし易さも想像します。

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RENOVATION HISTORY 25

HOHOCAFE店内の3つの窓は元からの物を残しました。精米小屋として使われていたので勿論汚れは有りましたが、何度も水拭きを重ねていくと、最初は真黒になっていた雑巾も汚れが付かなくなりました。窓の内側に枠を作ってもらい、内窓設置ができる仕様になっています。

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RENOVATION HISTORY 24

この写真ではフロアに柱が入っています。この辺りの作業はプロに依頼し、安全な設計となるように組み立てて頂きました。新旧の木材がコントラストとなって、新しい姿の新しい構造へ変わろうとしています。雪国の白馬とは言え、夏の暑い時期でした。

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RENOVATION HISTORY 23

壁に石膏ボードを貼り始めた写真です。電気工事、給排水配管工事、それぞれ同時に進行しています。小屋内部は毎日様子が変わり、図面にあったものが、少しずつ形になって行きます。

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RENOVATION HISTORY 22

細い隙間にもしっかりと断熱材を設置すべく、裁断して色々な大きさや形を用意しています。材質はフワフワと綿のようで、カッターナイフで裁断出来ます。断熱材には遮音効果もあります。HOHOCAFEの静かな店内は断熱材が作り出しているとも言えます。

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RENOVATION HISTORY 21

グラスウールの断熱材を壁の中へ入れていきます。シックハウス症候群の対策がされたノン・ホルムアルデヒド製品です。建築資材には様々な機能が求められますが、風雨等の自然環境に強い事に加えて、健康な営みを長期的に阻害しないことも大切な要素です。私自身、断熱材というものをしっかり見るのは初めてに近かったですが、見えないところにも、様々な技術が使われているのだと勉強になりました。

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RENOVATION HISTORY 20

脚立と足場の向こうに見えるのは、山積みになった断熱材で、このあと壁に入れるものです。小さな小屋とは言え、使用する資材の量はそれぞれそれなりにまとまったものとなるので、資材がいつ届くか、保管出来るスペースは用意出来ているか、常に考えていました。

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RENOVATION HISTORY 19

作業は壁よりも先に天井から行いました。断熱材を入れた上にプラスターボードを貼って行きます。天井も壁も改修の構造や作業などは似ていますが、天井の作業は壁作業の何倍も労力が要る事を知りました。壁面であれば一人でも作業ができますが、天井部分はボードを保持する役割と分担しなければ打ち付ける事ができません。作業する体勢も辛く、大工さんの仕事の過酷さを知る事になりました。

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RENOVATION HISTORY 18

防水シートの大半を貼り終えて、天井の断熱材を入れ始めた写真です。小屋の天井は元々木材で美しい経年も有り、露出して残したい気持ちはとても強かったですが、断熱を入れない選択肢はなく、かと言って外屋根の張替えをするには費用と時間がかかり過ぎる。かなり現実的な判断が必要とされた部分でした。それでも壁や天井の構造を考える事は楽しく、学びになりました。シートや断熱材が入り始めると、音の響きや室内温度が明らかに変化していくのが印象的でした。

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RENOVATION HISTORY 17

防水シートの貼り方を教わった後、まずは必要枚数と必要サイズの確認をして裁断しました。裁断したシートを設置箇所に配置し、一枚ずつタッカーで固定して行きます。電気配線の工事までに終えてしまわなければならず、日数を計算するとそれは明らかに不足していました。この日は沢山の人に手伝って貰い、日没後も作業しました。

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RENOVATION HISTORY 16

何でもない写真の様ですが、長い清掃作業を終えて、次の段階に入った記念すべき一枚です。壁というものを気にする事は普段あまり無いですが、テントのシングルウォールやダブルウォールの構造を考えると、その発展形の様にも思います。外壁の内側には防水シートを貼り、更に内側へ入れる断熱材を濡れから防ぎ、気密性を上げます。この写真はその最初の一枚。シートの周囲を内側へ折返すなどプロにレクチャーしてもらい、メモとして残した画像です。

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RENOVATION HISTORY 15

毎日繰り返された清掃・ブラッシングで、ナイロンブラシの毛は消耗し、気が付けば半分位の長さまで擦り減っていました。途中で毛の長い物に買い替えてみたものの材質や形が上手く合わず、同じ物は見つからず。ちょっとした違いが反復作業の中では大きな違いになる事を感じました。

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RENOVATION HISTORY 14

暗く寒い夜の作業は疲労も有りましたが、木造の柱や梁、下地が剥き出しの小屋の中は、夜になると特に美しく感じました。断熱材を入れ、新しい壁を貼らなくてはならない事がもどかしいと言えば矛盾しているようですが、無骨な空間で裸電球に古道具が照らされる姿は美術の様に見えました。今では写真の中だけの思い出となりましたが、その時にしか無いモノがそこには在りました。

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RENOVATION HISTORY 13

HOHOCAFEの店内には木造の梁に古い滑車がディスプレイとして残っていますが、改修前はその横に大きなモーターが在りました。土台が組まれ、その上に据え置かれた状態で梁に固定されていました。モーターで滑車を回し、さらにコンベアベルトで3~4m高のリフトを回し、穀物をホッパーの上まで上げていたようです。見かけに依らず重量のあるモーターを地上へ降ろすのは一苦労で、高さを分けて段階式に行いました。

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RENOVATION HISTORY 12

釘抜時間の一枚です。工具箱に腰掛け、残置の木箱と廃材で簡易の作業台を作り、一片ずつ廃材から釘を除去しました。写真の中のバケツが最後には釘で一杯になりました。裏起毛の厚手ゴム手袋は寒さにも鋭利な廃材にも強く、重宝しました。古材はリフォーム資材として再利用し、その一部は現在店頭で配布しています。看板作りなどのDIYにご利用の方は自由にお持ち帰り頂けます。

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RENOVATION HISTORY 11

外壁と内壁の間、四角く組まれた下地の空間は蜂(スズメバチ)にとって住みやすい環境だったようで、多くの営巣が見られました。直径30cm以上に大きくなったものが5~6つ、トックリ型の小さな物は無数に見つかりました。巣の撤去作業期間は蜂の活動時期ではなく、蜂が飛び回る事はありませんでしたが、春になると新しい巣を作ろうとする個体が戻って来ました。今、内壁と外壁の間にはしっかりと断熱材が入り、小屋を温めてくれています。

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RENOVATION HISTORY 10

ベニヤもトタンも取り外したものは一旦箒で清掃し、損傷の程度を確かめます。籾殻や繭、蜂巣等で汚れていても、粉塵まで落としてまだ強度があると資源として扱う事ができます。形や大きさ毎に分類して保管します。

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RENOVATION HISTORY 9

HOHOCAFEでは元の精米小屋に残されていた農機具や、かつて使われていた素材を出来る限り残して、壁材等への再利用やディスプレイとして、或る部分では歴史を受け継いで残しました。解体を丁寧に行えばゴミは出ず、経年して味の付いた「材料」が残ります。無駄な作業もあったかもしれませんが、結果的にこの方法が最良だったと思っています。

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RENOVATION HISTORY 8

重量の有る物の解体は、先ずその構造や重心の位置を確認します。どういう順番で傾けて、何処へ降ろすのかをはっきりさせてから作業に入ります。場合によっては先に梁等とロープで固定してから、計算した箇所を切断します。人手は必要か、何人くらい必要か、色々な想像をしながら作業を進めます。

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RENOVATION HISTORY 7

高所の作業は足場の上に脚立を置いて行います。脚立の大きさは主に2種類を使い分けます。下から見上げると兄弟の様に脚立が並んでいます。下地に残っている古い釘を放置すると、新しい壁を貼る際に干渉するので、一つずつ確実に回収します。汚れていた梁や下地が綺麗になると本来の造形美が際立ち、現れます。その発見が嬉しくて、繋ぎやマスク、マスクの中の顔まで泥や粉塵にまみれながらも作業を続けることが出来ました。

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RENOVATION HISTORY 6

足場は知人に貸して貰いました。組み方をレクチャーして貰い、練習しました。小屋内部全面に組み上げると、足場の上の移動は容易になりますが、地上階の動きが取れなくなります。建物の1/4毎に組んで順番に回して行くのが調子良いようでした。ストーブの暖気は上に溜まり、足場の上の方が暖かい毎日でした。

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RENOVATION HISTORY 5

壁の下地や梁の清掃に使った道具はシンプルで、スクレーパー・ブラシ・釘抜・雑巾、と後はマスクです。数カ月毎日これを使いました。硬く付いた汚れや分厚い埃をスクレーパーで削り、ブラシで粒子を払い落とし、釘が残っていれば丁寧に取り除く、それらをしっかりと時間をかけて行えば、水拭きは意外と単純な作業です。何枚も雑巾を使い、最終的には雑巾に汚れが付かなくなるまで拭きます。道具選びも単純ですが、ブラシの選択、硬さや大きさ、形の選択は作業効率を左右しました。結局100均で買ったナイロンブラシが一番活躍しました。

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清掃を進めながら図面をデザインし、専門家にも相談します。平面・立体の両方から考えて、機能面の想像をします。木材に残ったものや、地面に散乱する釘を毎夕丁寧に回収しました。長い過程に思う事もありましたが、それぞれ作業に入ると集中出来ました。

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天井の最高部では4.6m有り、足場を組んでの作業に入ります。内壁を剥がしていくと大きな蜂の巣が現れました。30センチ以上のものだけで5つ程出て来ました。蜂の巣の除去は慎重に行いました。

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ストーブを焚き、手順やブロック毎に作業を分けて順に進めます。長い作業ですが出来る限り廃棄する物・ゴミを出さない事、再利用出来る物は材料として残す事。時間はかかりましたが、最後までその方法で進めました。

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RENOVATION HISTORY 1

2021年秋に開始したHOHOCAFEの改修は、古い内壁を取り、清掃する事から始まりました。蜂の巣が幾つも現れ、埃まみれ泥まみれの作業がスタートしました。2022年12月にHOHOCAFEがオープンする直前まで、ちょうど1年作業は続きました。